ドコモ補償交換で届く機種の確認方法|候補が複数出たときの選び方【元ドコモ店員が解説】

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はじめに

ドコモの補償で交換を申し込むとき、「結局どの機種が届くんだろう」と不安になりませんか。

私は元ドコモショップ店員ですが、この質問は本当によく受けました。そして当時の答えは、正直に言うと「交換してみないと分かりません。センターの在庫次第です」でした。

ただし、これには続きがあります。申し込みの手続きを進めていくと、届く機種の候補が画面に表示されます。ここを知らないまま「よく分からないけど申し込むしかないか」と進めてしまう方が、とても多いのです。

この記事では、申し込み画面のどこで機種の候補を確認できるのか、そして候補が複数出てきたときにどう選べばいいのかを解説します。選び方を間違えると、数年間つき合う端末で後悔することになります。

結論:申し込み画面まで進めば、機種の候補は確認できます

先に結論をお伝えします。

補償交換の申し込み手続きを進めると、届く機種の候補が画面に表示されます。

ドコモ公式にも、交換電話機のリフレッシュ品(B品)について次のように記載されています。

リフレッシュ品(B品)は在庫状況の詳細を確認できる「お手続きサイトへ」または「smartあんしん補償センター」での受付時にご案内しております

つまり在庫の状況は、手続きサイトか電話窓口で確認できるということです。申し込む前に一人で悩む必要はありません。

整理すると、届く機種の確認方法は次の2つです。

確認方法内容
My docomoの手続きサイト申し込みを進めると、候補の機種が画面に表示される
smartあんしん補償センター電話で受付時に在庫状況を案内してもらえる

操作に不安がある方は、電話で聞いてしまうのがいちばん早い確認方法です。

機種の候補が表示されるまでの流れ

私が案内していた頃の手続きの流れは、次のようなものでした。

1. 端末の状態・どこが悪いのかを選ぶ

画面が割れた、水に濡れた、電源が入らない、紛失した——といった選択肢から、自分の状況に合うものを選びます。

2. トラブルが発生した日を選ぶ

いつその状態になったのかを入力します。ここで重要な期限があります。

3. 「症状の変更はできなくなります」という確認が出る

入力内容を確定しようとすると、この先は症状の変更ができなくなるという趣旨の案内が表示されます。

ここが分かれ道です。選んだ内容で合っているかを、必ず確認してから進んでください。

4. 次のページで、機種の候補が表示される

確定して次に進むと、交換で届く機種の候補が出てきます。

ここまで進めば、「何が届くか分からない」という状態からは抜け出せます。

【重要】トラブル発生から30日以内に申し込んでください

ドコモ公式に、はっきりと期限が書かれています。

トラブル発生時より30日以内にお申込みください。

30日を過ぎると、補償そのものが使えなくなる可能性があります。「時間があるときに手続きしよう」と後回しにして期限を超えてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。

あわせて、公式に記載されている他の期限も確認しておきましょう。

項目期限
申し込みトラブル発生から30日以内
交換電話機の到着申し込み完了から2日以内
旧端末の返送補償受付日から10日以内

返送を忘れると、別途費用が発生することがあります。新しい端末が届くと安心してしまいますが、返送までが手続きです。

なお補償サービスは、お使いの機種の発売時期によって名称が分かれています。2022年9月15日以降に発売された機種は「smartあんしん補償」、2022年8月31日以前に発売された機種は「ケータイ補償サービス」が対象です。ご自身がどちらなのかは、My docomoで確認できます。

なぜ「同じ機種」が届かないことがあるのか

補償交換は、基本的には同じ機種が届きます。ただし、そうならないことも珍しくありません。

Androidは発売から1〜2年経つと、同じ機種の在庫が尽きやすい

これは店頭での体感ですが、Androidで発売から1〜2年が経っている機種は、同一機種での交換にならないことがよくありました。

交換で届くのはリフレッシュ品(整備済みの端末)で、ドコモ公式も「数量に限りがあるため、在庫状況によってはお選びになれない場合があります」と明記しています。古い機種ほど、在庫が確保しづらくなるということです。

同じ機種がないときは、より新しい機種が届く

在庫がない場合、今使っている機種より新しい機種が候補として提示されます。

ここで知っておいてほしいのが、次の2点です。

  • メーカーが変わることがある(AQUOSを使っていたのにXperiaやGalaxyが候補になる、など)
  • 候補が複数出てくることがある

実際に、折りたたみスマホの交換で「折りたたみ機種」と「通常のバー型ハイエンド」の両方が候補に出た事例もあります。

👉 Pixel 9 Pro Foldをドコモのスマートあんしん補償で交換したら届く機種は?【Galaxy Z Fold6・S24 Ultra】

候補が複数出たときの選び方

ここからが本題です。候補が複数出たということは、選べるということです。そして、この選択で数年間の使い心地が決まります。

申し込み画面にはスペック比較表があります

候補の機種には、スペックを比較できる表が用意されています。私が店頭で案内するときも、この表を一緒に見ながら決めていました。

見ていたのは、主に次の項目です。

  • RAM(メモリ)/ROM(保存容量)
  • カメラの画素数
  • バッテリーの持ち
  • CPU(処理性能)

基準は「今使っている機種と比べてどうか」

案内のやり方はシンプルでした。お客様が今お使いの機種のスペックと、候補の機種を並べて比べるだけです。

そのうえで、そのお客様が何を優先したいかを聞きます。写真をよく撮る方ならカメラ、動画やゲームが多い方ならCPUとRAM、外出が長い方ならバッテリー——という具合です。

ハイエンド機種どうしの比較なら、優先したい項目と全体のバランスで決めていく形になります。

【最重要】ハイエンドからミドルレンジへの変更だけは避けてください

選び方の話をいくつかしましたが、これだけは譲れないという点があります。

候補の中にハイエンドとミドルレンジが混ざっていたら、ミドルレンジを選ばないでください。

候補は必ずしも同じグレードで揃うわけではありません。ハイエンド機種とミドルレンジ機種が一緒に並ぶことがあります。画面で見ると「どちらも新しい機種」に見えるので、うっかりミドルレンジを選んでしまう方がいます。

端末の分割払いは、機種が変わっても終わりません

ここが、いちばん見落とされているところです。

補償交換をしても、もともと購入した端末の分割払いは残り続けます。

想像してみてください。ハイエンド機種を4年の分割で購入して、まだ支払いが何年も残っている。それなのに、補償交換でミドルレンジの端末を使うことになる——。

高い端末の代金を払い続けながら、手元にあるのは性能の下がった端末という状態です。こうなってしまうと、正直あまりにも気の毒です。

候補が複数あるなら、グレードを落とさない。これを最優先にしてください。

候補が1つしか出ないこともあります

ここまで「選び方」の話をしてきましたが、そもそも候補が1つしか表示されないこともあります。

ドコモ公式にも、交換用の端末について次のように書かれています。

リフレッシュ品(B品)は数量に限りがあるため、在庫状況によってはお選びになれない場合があります

つまり「選べるかどうかは、そのときの在庫次第」ということです。候補が1つしかなければ、それを受けるか、交換をやめるかの二択になります。

もし提示された候補が納得できないものだった場合は、その場で確定せず、いったん手を止めて考えてください。修理で直せる状態なら、修理という選択肢も残っています。

👉 スマホの画面割れ、修理と交換どっちが得?利用年数別の判断基準【元ドコモ店員が解説】

iPhoneの場合は、機種が変わることは少ないです

ここまでの話は、主にAndroidのケースです。

iPhoneの場合は、店頭で見ていた限り同じ機種が届くことがほとんどでした。ラインナップが少なく、モデルの入れ替わりもAndroidほど激しくないためだと考えられます。

そのため「補償交換で新しい機種になるかもしれない」という期待は、iPhoneユーザーの方はあまり持たないほうが良いと思います。逆に言えば、グレードが下がる心配も少ないということです。

👉 ドコモの補償は入るべき?元は取れる?元ドコモ店員が正直に解説【Android・iPhoneで違います】

申し込む前にやっておきたい3つのこと

機種が決まったら、あとは手続きを進めるだけですが、先にやっておくと困らないことが3つあります。

1. データのバックアップを取る

画面が割れていても操作できる状態なら、今のうちにバックアップを取ってください。交換品が届いてからでは、旧端末が完全に壊れて取り出せなくなっている可能性があります。

とくにLINEは、端末のバックアップだけではトーク履歴が戻らないことがあります。LINEのトークバックアップは別に取っておくのが安全です。

2. 返送の段取りを考えておく

交換品が届いたら、補償受付日から10日以内に旧端末を返送する必要があります。返送用のキットは交換品に同梱されていますが、期限を過ぎると別途費用がかかることがあります。

新しい端末が届くと安心してしまい、返送を忘れる方が実際にいました。届いた日にカレンダーへ返送の予定を入れておくくらいでちょうどいいです。

3. ネットワーク暗証番号を確認しておく

各種の手続きでは、4桁のネットワーク暗証番号が必要になる場面があります。思い出せないまま手続きを始めると、そこで止まってしまいます。事前に確認しておきましょう。

選ぶ前に必ず見てほしい6項目

スペック表を見るとき、次の6つは必ず確認してください。「後から気づいた」という相談が多かった項目です。

項目見落とすとどうなるか
機種のグレードハイエンド→ミドルレンジで性能が大きく落ちる
カメラの性能写真の写りが変わり、日常の満足度に直結する
ワイヤレス充電の有無今まで置くだけで充電できていたのが、できなくなる
サイズ感片手で持てなくなる、ポケットに入らなくなる
RAM・ROM動作が重くなる、写真やアプリが入らなくなる
CPUゲームや動画編集がもたつく

とくにワイヤレス充電は、ハイエンドには付いていてミドルレンジには付いていないことがあります。スペック表の数字ばかり見ていると見落としがちなので、注意してください。

実際にどんな機種が届いたのか知りたい方へ

「自分の機種だと、具体的に何が候補になるの?」という方は、実例をまとめた記事も参考にしてください。

👉 ドコモのケータイ補償でAndroid端末を交換すると届く機種まとめ【2026年版】

また、新しい端末が届いたあとのデータ移行でつまずく方も多いです。申し込む前に、こちらも目を通しておくと安心です。

👉 補償交換でスマホが届いたらデータ移行はどうする?電話帳・写真・LINEの移し方【元ドコモ店員が解説】

そもそも修理と交換のどちらを選ぶべきか迷っている方は、こちらもあわせてどうぞ。

👉 スマホの画面割れ、修理と交換どっちが得?利用年数別の判断基準【元ドコモ店員が解説】

まとめ

補償交換で届く機種について、要点を整理します。

  • 店頭でも「交換してみないと分からない、センターの在庫次第」というのが正直なところでした
  • ただし確認方法はあります。申し込み手続きを進めれば、機種の候補は画面に表示されます
  • 申し込みはトラブル発生から30日以内。旧端末の返送は受付日から10日以内
  • 基本は同じ機種ですが、Androidで発売から1〜2年経っていると別機種になることがよくあります
  • 候補が複数出たら、スペック比較表で今の機種と見比べて選んでください
  • ハイエンドからミドルレンジへの変更だけは避けてください。端末の分割払いは、機種が変わっても残り続けます。よくわからない時は、型番や機種名をネットで調べてみましょう。

「何が届くか分からないから、とりあえず申し込む」ではなく、候補を確認してから決める。それだけで、数年先の後悔を防げます。

ドコモの補償については、他の記事もまとめています。

👉 ドコモのケータイ補償・スマートあんしん補償まとめ|届く機種・料金・手続き【元ドコモ店員が解説】

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