「dカードが改悪されるって本当?」
「還元率が半分になるなら、解約した方がいい?」
2026年から2027年にかけて、dカードには複数の変更が予定されています。ニュースを見て不安になった方も多いと思います。
私は元ドコモショップの店員として、カードのご案内を数多くしてきました。この記事では、何がどう変わるのかを整理したうえで、慌てて解約する必要があるのかを正直にお伝えします。
結論を先に言うと——一般dカードの還元率は、使い方次第で1%を維持できます。 ただし、カードによっては影響が大きいものもあります。
【早見表】どのカードに何が起こる?
| カード | 主な変更 |
|---|---|
| 一般dカード | 還元率 1%→0.5%(対策あり)/年会費の条件変更 |
| dカード GOLD | 還元率・年会費の改定は対象外/補償に自己負担が新設 |
| dカード GOLD U | 還元率・年会費の改定は対象外 |
| dカード PLATINUM | 優遇期間が12か月→2か月/進呈率の引き下げ |
GOLD・GOLD Uをお使いの方は、還元率と年会費の改定については心配いりません。
① 一般dカードの変更(2027年1月〜)
還元率:100円1P → 200円1P
2027年1月の利用分から、通常の還元率が1% → 0.5%になります。
⭕ でも、1%を維持する方法があります
ここが一番大事なところです。完全に0.5%になるわけではありません。
- スマートフォンのタッチ決済を使う → 2027年5月から、200円で2P(実質1%)に戻ります
- d払い経由でdカードで支払う → 合計で1%を維持できます
※d払い経由の場合、上乗せされる0.5%分は期間限定ポイントになります。使い道が限られる点にはご注意ください。
つまり、支払い方法を少し変えるだけで、今までと同じ還元率をキープできます。
年会費:年1回使えば無料
2027年1月から、年会費の条件が変わります。
- 初年度は無料
- 2年目以降は、年1回でも利用があれば無料
- 1年間まったく使わなかった場合のみ、1,650円が発生
「まったく使わないカードは持ち続けないでね」という趣旨の変更です。普通に使っている方には影響ありません。
逆に、作ったまま眠らせている方は注意が必要です。
② 公共料金の還元率(2026年2月〜)
2026年2月1日の利用分から、電気・ガス・水道料金や一部の税金の支払いに対する還元が変わります。
- 100円につき1ポイント(1%)→ 200円につき1ポイント(0.5%)
公共料金をdカードで支払っている方は、ここが実質的な減少になります。
③ dカード GOLDのケータイ補償
GOLDの補償内容にも変更があります。
| 項目 | 変更後 |
|---|---|
| 補償の上限 | 10万円 → 12万円(拡充) |
| 1回あたりの自己負担 | なし → 15,000円(新設) |
上限は増えますが、使うときに自己負担が発生する形になります。これまで自己負担なしで使えていた方には、実質的な負担増です。
なお、GOLD補償はもともと全損・水濡れ・紛失が中心で、画面割れでは使えないことが多い点も知っておいてください。
→ dカード GOLDは入るべき?10%還元の落とし穴とGOLD補償の実態
④ dカード PLATINUMは影響が大きめ
正直に言うと、PLATINUMが一番影響を受けます。
入会初年度の優遇期間が大幅短縮
2026年12月の利用分から、入会後の最大進呈率が適用される期間が——
12か月 → 2か月
に短縮されます。これはかなり大きな変更です。「1年間じっくり使って元を取る」という計算が成り立たなくなります。
進呈率の引き下げ(2026年10月〜)
- ドコモ光:20% → 12%(月20万円以上利用時)
- ドコモでんきGreen:12% → 8%
など、段階的に引き下げられます。
💡 年会費の返金制度があります
2026年12月31日までに、専用ページでエントリーのうえ解約またはダウングレードを完了すると、年会費が返金される制度が案内されています。
「使いこなせていない」と感じている方は、この期限を確認しておいてください。
【元店員の視点】慌てて解約する必要はある?
正直にお伝えします。
一般dカードを使っている方 → 慌てなくて大丈夫
タッチ決済やd払いを使えば、1%は維持できます。 また、年会費も年1回使えば無料なので、普通に使っていれば影響はありません。
やることは「支払い方法を少し見直す」だけです。
GOLD・GOLD Uの方 → 還元率の心配は不要
還元率・年会費の改定は対象外です。ただし、GOLDの補償には自己負担が新設されるので、そこだけ把握しておいてください。
PLATINUMの方 → 一度計算し直す価値あり
優遇期間の短縮と進呈率の引き下げは、年会費に見合うかどうかを大きく左右します。返金制度の期限(2026年12月31日)もあるので、早めに検討する価値があります。
まとめ
- 一般dカード:還元率0.5%へ。ただしタッチ決済・d払いで1%維持可能
- 年会費:年1回使えば無料。眠らせているカードは要注意
- 公共料金:2026年2月から0.5%に
- GOLD・GOLD U:還元率と年会費の改定は対象外
- GOLDの補償:上限12万円に拡充、自己負担15,000円が新設
- PLATINUM:優遇期間12か月→2か月、進呈率引き下げ。返金制度は2026年12月31日まで
一番大事なのは「慌てないこと」です。使い方を少し変えれば影響は抑えられますし、カードによっては対象外です。
※内容・時期は変更される可能性があります。最新情報は必ずdカード公式サイトでご確認ください。
dカードの選び方は、こちらにまとめています。
→ dカードはどれを選ぶ?GOLD・PLATINUM・GOLD Uの違いと選び方まとめ
→ dカード(年会費無料)とGOLDどっち?

コメント