「スマホがない。落とした?盗まれた?」
その瞬間、頭が真っ白になりますよね。私は元ドコモショップの店員として、慌てて来店されたお客様に何度も対応してきました。
紛失は、故障や画面割れとはまったく手順が違います。 しかも順番を間違えると、悪用されるリスクが上がります。
この記事では、まず何をすべきかを順番どおりにお伝えします。
【その前に】「ケータイお探しサービス」で場所を確認できます
回線を止める前に、まず試せることがあります。
ドコモの「ケータイお探しサービス」を使うと、紛失した端末のおおまかなGPS位置、または最後に電波が入っていた場所を確認できます。
「家のどこかにある」「職場に置いてきた」といったケースなら、これで見つかることも多いです。
料金について
- 補償サービスに加入していれば、無料で使えることが多いです
- 加入していない場合、1回あたり3,000円程度かかることがあります
※料金・提供条件は変更されることがあります。最新の情報はドコモ公式でご確認ください。
まずこのサービスで探してみて、それでも見つからなければ次のステップへ進むのが効率的です。
【最優先】まずやるべき2つのこと
慌てているときこそ、この順番で動いてください。
① 警察に紛失届を出す
まず、警察に紛失届(遺失届)を提出します。
交番でも警察署でも受け付けてもらえます。届け出ておけば、誰かが拾って届けてくれたときに連絡が来ます。
※「まだ自分で探せそう」という段階なら、無理に出さなくても構いません。ただ、補償を使って紛失で交換する場合には、届け出が前提になります。
② 回線を止める(利用中断)
これが最も重要です。
紛失した端末が第三者の手に渡ると、電話をかけられたり、ネットを使われたりする恐れがあります。すぐに回線を止めてください。
止める方法は2つあります。
⚠️ 手続きには「ネットワーク暗証番号」が必要です
利用中断をはじめ、ドコモの各種手続きでは「ネットワーク暗証番号」(4桁)を求められることがほとんどです。
契約時に設定した番号ですが、忘れている方が非常に多いです。いざというときに慌てないよう、今のうちに確認しておくことをおすすめします。
(分からない場合は、本人確認書類を持ってドコモショップで再設定できます)
- ドコモショップの店頭で手続きする
- ドコモインフォメーションセンターに電話する
夜間や外出先で店舗に行けないときは、電話での手続きが早いです。
そのあと、どうするか
回線を止めたら、次は「端末をどうするか」の判断です。補償に入っているかどうかで選択肢が変わります。
パターン① 補償に加入していて、もう探すのを諦めた場合
→ 補償を使って「紛失」で交換できます
紛失届を出していることが前提になります。新しい端末が届くので、回線を再開して使い始められます。
注意点:もし古い端末が見つかったら、返却が必要です
交換したあとに古い端末が見つかった場合、その端末は返却しなければなりません。
また、紛失した端末には「おまかせロック」がかかります。 これは遠隔で端末をロックする仕組みで、第三者に中身を見られないようにするためのものです。
パターン② 補償に入っていない場合
→ 回線を止めたまま、機種変更で対応します
補償がない場合、紛失した端末の代わりは自分で用意することになります。
- 古い端末は利用中断のまま、画面ロック状態にして使えなくしておく
- 新しい端末に機種変更する
こうすることで、万が一拾われても悪用されにくくなります。
補償に入っていないと、こうした場面で出費が大きくなります。 加入を迷っている方は、こちらも参考にしてください。
→ ドコモの補償は入るべき?元は取れる?
パターン③ まだ探せる可能性がある場合
→ 回線は止めたまま、しばらく様子を見る
利用中断はあとから再開できます。「見つかるかもしれない」という段階なら、慌てて交換や機種変更をせず、止めた状態で探すのが安全です。
見つかったら「利用再開」の手続きを
無事に端末が見つかったら、止めていた回線を再開できます。
再開の方法
- ドコモショップの店頭で手続きする
- 利用再開用の電話番号にかける
こちらもネットワーク暗証番号が必要になることが多いので、準備しておいてください。
「一度止めたら終わり」ではなく、あとから戻せるので、迷ったらまず止めておく方が安全です。
やってはいけないこと
- 回線を止めずに放置する → 悪用されるリスクが最も高い
- 「そのうち出てくるだろう」と何日も待つ → 止めるだけでも先にやってください
- 紛失届を出さずに補償を使おうとする → 手続きが進まないことがあります
交換後にやること
新しい端末が届いたら、データ移行が必要です。
ただし紛失の場合、古い端末が手元にないため、ケーブル転送などが使えません。 クラウドのバックアップが頼りになります。
- Googleアカウント/iCloudにバックアップがあれば、そこから復元できます
- バックアップがないと、写真も連絡先も戻りません
これが、日頃からバックアップを取っておくべき一番の理由です。
データ移行の方法はこちらで解説しています。
→ 補償交換でスマホが届いたらデータ移行はどうする?
まとめ
- まず警察に紛失届(補償で紛失交換するなら前提になります)
- すぐに回線を止める(ドコモショップ or インフォメーションセンター)
- 補償あり+諦めた → 紛失で交換(見つかったら古い端末は返却、おまかせロックがかかる)
- 補償なし → 利用中断のまま画面ロックして、機種変更
- まだ探せる → 止めたまま様子を見る(あとで再開できます)
- 紛失は古い端末が手元にないため、クラウドのバックアップが頼り
- まず「ケータイお探しサービス」でGPS位置や最後の電波位置を確認(補償加入なら無料のことが多い/未加入は3,000円程度かかることも)各手続きにはネットワーク暗証番号(4桁)が必要なことが多い見つかったら利用再開できる(店頭 or 利用再開用の電話番号)
※手続きの詳細や条件は変更されることがあります。実際の手続きはドコモ公式または店頭でご確認ください。
慌てる場面ですが、「警察 → 回線を止める」の順番だけ覚えておけば、被害は最小限に抑えられます。
ドコモの補償サービスについては、こちらにまとめています。
→ ドコモのケータイ補償・スマートあんしん補償まとめ
→ スマホの画面割れ、修理と交換どっちが得?

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